「悟りを開くのに、特別な人になる必要はない。悟りを開いている人は、人に説かないし、多くを語らない。その人と一緒にいるだけで、心が安らぎ、平穏になれる。それが悟り。」 ー空海ー
凡人にとっての悟りは、修行者にとっての悟りと異なります。修行者は、悟ることそのものが人生の目的であるのに対して、凡人にとっては、あくまでもプロセス。それは、人生を幸せに生きたり、生き方を楽にしたり、暮らしを豊かにするための手段であると考えています。
凡人の悟りは、暮らしの悟り。その意味は、暮らしの中から学ぶ悟りであり、暮らしのための悟りであるということです。今、悟りを学ぶ人は、多いのですが、いつまでもいつまでも学び続けている。もちろん、それもいいのですが、それは、別の見方をすると、学ぶ目的がはっきりしていないとも言えるかも知れません。
この冊子の中に、私が今まで学び、体験し、実感していることを書き綴ってみました。暮らしを充実するために、必要だなと思うことを、順不同で書いています。どこを断片的に読んでいただいてもいいように書いています。そして、書き終わった今、私は、これで悟りは、十分だなと思い始めています。悟りの「足るを知る」です。
もっともっと学びたいと思う人もいるかも知れません。より深く悟ることのできる自分を求める人もいるでしょう。それはそれでいいと思いますが、私自身は、これで十分ではないかと思っています。ここに書いたことだけで、人生を豊かにすることは、可能だと思うからです。
凡人にとっての悟りは、難しくないということです。























































































































