私(久保星児)は、ポスト団塊の世代、昭和26年生まれです。戦後の立ち直りを支えた人たちの子供が、「団塊の世代」です。
その、私たちが子供時代を過ごした頃、つまり、昭和30年代は、日本の歴史の中でも、とてもいい時期だったように思います。サステイナブル(永続可能または持続可能)という言葉がありますが、その生活を続けても環境を破壊しないという理想的な生き方です。日本の歴史の中で、サステイナブルであった時代を3つ挙げるなら、「縄文時代」「江戸時代」そして、「昭和30年代」という人もいます。
昭和30年代は、まだ戦後の立ち直りの途中であったため、日本は、全体に貧乏でした。しかし、みんなが貧乏であったため、人々の中に、幸せ感があったようにも思います。みんな未来に希望を持っていた。日本国民が、みんな同じ方向に向かっていた。みんな元気で、国にも活力があった。若者(学生)は、反骨精神も強く、政府や体制に向かって、真正面から意見を述べ、間違っていると思うことには、反論をしました。労働組合が会社にあり、会社も労働者の言い分を聞きながらの運営をしていた。国も、企業も、個人も、活き活きとして、血が通っていた時代ではなかったかと思います。
おかしくなり始めたのは、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と呼ばれだした頃からではないか。そしてバブル経済。奢りと飽食の末路は、バブルの崩壊と同時に、「日本らしさ」を失った、貧困の国へと化していきました。昭和が終わり、平成に入ると、インターネットやケータイが広がり、人の生活も、ものの考え方も大きく変わります。昭和は、パソコンが、なかった時代とも言えますね。
「3丁目の夕日(オールデイズ)」という映画がありますが、あの映画からも、当時の日本の国の持っていた温かさが伝わって来ます。その夕日が沈み、人の心からも温かさが失われている気がします。





















































































