自然農の神様みたいな人、福岡正信さんが書いた、「わら一本の革命」という本があります。英語以外にも、たくさんの言葉に翻訳され、世界中の人に読まれている本です。今まで、ニュージーランドでオーガニックの農業に携わっている人にたくさん出会いましたが、そのほとんどの人が、この本を知っているのです。これにはびっくり。むしろ、私が今まで会った日本人よりたくさん知ったいる人がいるのではないかと思います。フクオカの名前は、それほど知れ渡っています。フクオカとフクシマは、今や誰でも知っている?
さて、この本には、自然農の技術的なことも書いてありますが、ここではそのことには触れません。ニュージーランドにやってくる日本の若い人たちの中に、パーマカルチャーを学びたいという人も少なくありません。でも、そのパーマカルチャーの創始者ビル・モリソンですら、福岡さんをモデルにしているのですよ。わら一本には、技術的なことも書かれていますが、福岡さんが、本当に伝えようとしているのは、自然の中で、人間がどのように生きるべきかという哲学ではないかと思います。自然というものの基本を学べば、パーマカルチャーであろうが、自然農であろうが、構わないのです。今人気の、岡本よりたかさんも、似たような考えだと思います。
私たちの友人で、スイス人の一家は、素晴らしい自家菜園を開拓してきましたが、彼らはそれをパーマカルチャーとは呼びません。もちろん、パーマカルチャーより素晴らしい、超自然のベジガーデン、フードフォレストです。それを創ったシローさんは、「カルチャーにパーマネントはないんだよ。」と言っていました。形にとらわれず、本質を捉えることが大事ですね。本質は、変わらないパーマネントなものです。福岡さんが、革命したかったのは、お米の育て方ではなく、人間の考え方であったのでしょうね。





















































































