最初の方に、人は、なぜ生まれなぜ死ぬのかと言う話を書きました。その中で、それぞれの人は、自分の人生の中で、自分を磨きよくすることで、種である「ヒト」と言う生物の能力を高めていくのだと書きました。その能力の中で、人間にだけある特殊な能力、それは、「人間性」であるとも書きました。人間だから人間性は当たり前と思うかも知れませんが、ゴリラにゴリラ性、カエルにカエル性はありません。では、人間性って何でしょうか?
わかっているようで、分からない言葉です。
一言で言うと、「愛」みたいなものなのですが、では、他の動物には愛がないかといえば、そんなことはありません。他の人を思いやる心ともいえますが、これも、類人猿などの中に、その片鱗を見せるものもあります。仲間を助けるというのとは、違います。それは、他の動物にも見られる本能です。
心の働きは、人間はとても大きいように思います。もちろん、他の動物にも、心はありそうです。最近、ユーチューブなどで、まるで、人間のような振る舞いをしたり、他の動物を思いやる仕草を見せる動物が増えていると思いますが、私は、これは、もしかしたら、人間の持つ人間性が、他の動物にも伝搬しているのではないかと思っているのです。
私たちが提言している「有機生活」。有機生活って何ですか、と聞かれますが、私は、人間的な生き方・暮らし方と言っています。この「人間的な」が、人間性の目標です。お互いを思いやる大きな愛の力、それが人間性だと思いますが、それが何なのかは、一日一日の暮らしの中で、実践から見つけていってください。
そして、それが何かがわかったとき、あなたの人生は、ヒトの種の中で、大きな意味を持つのです。
















































































