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人はなぜ生まれなぜ死ぬのか

多くの人が、一度は考えるテーマではないかと思います。人生の、いくつかの時点で考えることで、その中身が深まっていくこともあります。

哲学的に宗教的に、最もよく言われるのは、人は、魂の修行のために、この世に生まれるというものです。肉体は、単なる魂の入れ物で、その中で、魂は、いろんな体験を積んで、成長していくという考えです。そして、なぜ死ぬのかについては、人生で得た良からぬ考えや欲を後世に伝えないため、という考えもあります。いずれも、それでいいと思います。人が生まれてくるのは、父と母とに出会うため、という歌もあります。それも素敵です。

でも、もう少し、科学的な考えも織り交ぜて考えを広げてみたいと思います。

福岡伸一という生命について研究されている方が、「動的平衡」という考えを提唱されています。例えば、人間の体は、数多くの細胞から成り立っていますが、この細胞は、いつも、古いものが消え、新しい細胞が生まれているのですが、人間の体全体は、元のままの形が保たれます。これが、動的平衡です。これを人間という種全体について、考えても、同じことが言えるのではないかと考えるのです。一人一人の人間は、生まれては消えていくのですが、ヒトという種全体は、存続し続ける。これが、種としての動的平衡です。

そして、「個」の成長が、種全体の成長に反映されていく。例えば、鹿の種は、どうすればライオンに襲われないかという知恵を、個の学びから、種の学びにしていくわけです。人間も同じ。ただ、私は、人間の場合は、他の動物にないものを成長させたいという本能があるように思っているのです。それは、「人間性」です。なんだ、当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、ゴリラには、ゴリラ性というのは、ない。コオロギには、コオロギ性はない。

人間性は、人間だけにある、レベルの異なる能力であると思うのです。動的平衡に、この人間独自の魂の成長を重ね合わせたものが、私の考える「人はなぜ生まれなぜ死ぬのか」の答えです。

少なくとも、私は、そう思って生きています。人間性については、別の項目で、考えてみましょう。

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